![]() |
8:45ホテルにガイドの出迎えを受け野鳥撮影の開始です。先ず,鬱蒼とした林の中に入るとサンコウチョウの鳴き声が聞こえてきました。木立の中を飛び回っており,車内からの撮影となるのですがレンズが500mmF4であり,手持ち撮影では重たくてサンコウチョウをファインダーに入れることが出来ません。 9:19ガイドがリュウキュウアカショウビンを見つけました。逆光で背景が明るい難しい場所に居ましたが初めての撮影だったので3脚をセットして撮影開始です。(3脚はガイドよりレンタルしました。) 光線が良ければ赤い実?絡みで好きな構図なのでしたが残念です。 |
![]() |
Rアカショウビンの撮影中です。 この日は炎天下での撮影を予想して,日焼け防止用に長袖のシャツを着ました。9時過ぎの気温は30℃を越えており,林の中は湿度が高く風が通らなかったので汗が流れてきました。 アカショウビンとの距離が少しあったのと光線が悪いので回り込もうとしたら飛ばれました。 |
![]() |
今回の石垣島遠征の目的はRアカショウビン,石垣,西表でしか撮影できないカンムリワシ,そしてズグロミゾゴイの撮影でした。 ガイドの話によると,「この時期は野鳥が一番少ないく,暑いので野鳥の出が悪い。」とのことだったので梅雨明けを待ったのが失敗だったようです。 10:07バンナ岳公園の林道を走っているとガイドがRアカショウビンを見つけました。しかし,この場所も光線が悪くAFが迷います。 |
![]() |
順光となるように回り込んで撮影したかったのですが,飛ばれる恐れがあり車から降りて3脚をセットする余裕もないので,取り敢えずドアーを開けてブラインド変わりに使い,窓枠を支えとして撮影です。500mmの手持ち撮影よりはずっとましです。 暫く撮影したのですが,やはり3脚を使用しての撮影がしたくRアカショウビンがくつろいでいるので車の右側に回り込み3脚をセットしました。足元は草地だったので蛇が出ないことを願いつつです。 Rアカショウビンは3分以上同じ枝でくつろいでくれたので,じっくり撮影できましたが光線が悪過ぎです。 |
![]() |
10:21少し場所を移動すると,またもやRアカショウビンが枝に止まっていました。ここは薄暗い場所でISO1600まで上げてもSSは1/60S程度であり,またもやドアーを開けて窓枠を支えに撮影です。500mmレンズでは厳しい! ここも光線が悪く逆光で,木洩れ日が葉に当たり白くなり難しい背景となりました。 |
![]() |
10:39バンナ岳公園の林道を走っていると,またもやRアカショウビンとの遭遇です。 この頃になると,車内にて500mmレンズでの手持ち撮影に疲れたので2台目のカメラEOS40Dに300mmF4IS+1.4倍テレコンを装着して軽量化しました。このレンズだと解像度は余り良くありませんが,撮影距離が近いと問題ありません。 この場所は,背景は余り良くありませんがISO1000F5.6でSSは1/160Sでの撮影での車内撮影でした。 |
![]() |
11:11バンナ岳公園の林道を走っていると,またもやRアカショウビンとの遭遇です。この時は300mm+1.4倍テレコン装着の条件でしたが近くに鳥が居たので画像が大きすぎて,慌ててテレコンを外しました。(被写体距離は7.65mでした。) この画像はテレコン装着の420mmでISO1600F5.6のSSは1/100Sの条件で,ノントリです。 背景は濃いグリーンで良いのですが,鳥が大きすぎます。しかし,綺麗なRアカショウビンでした。 近すぎるので車内からの撮影でしたが,Rアカショウビンは2分ほど同じ枝に止まっていました。 |
![]() |
11:13Rアカショウビンがいた場所の向かえ側でRコノハズクが居るのをガイドが見つけました。 木洩れ日が顔に当たっており,満足な撮影条件ではなかったのですが近くにいたので,先ず300mmレンズの手持ちで撮影です。 Rコノハズクは逃げそうになかったので,まともな写真を撮ろうと500mmレンズと3脚を車に取りに戻り撮影です。 折角石垣島まで重たいレンズを持ってきたので,車外の撮影はこのレンズを使用しないと。 |
![]() |
11:18Rコノハズクを撮影しているとガイドが近くにRアカショウビンが2羽居るのを見つけました。 2羽並びが撮影できるかもと,Rコノハズクの撮影を中断して少し場所を移動です。 Rアカショウビンの1羽は飛び去ったようですが,残り1羽が枝に止まっているとのことでした。しかし,薄暗い林の中でコントラストが低くRアカショウビンの姿を見つけることが出来ません。そこでガイドに,ファインダー内にアカショウビンを入れて貰い撮影です。目が悪いので,肉眼ではRアカショウビンが見えない場所でした。 この画像は500mmレンズでISO1600F4.5のSSは1/100Sの条件でした。(被写体距離は25.2mでした。) |
![]() |
Rアカショウビンが飛び去ったのでRコノハズクの場所に戻って撮影していると,近くの林の中にRツミの幼鳥が居るとガイドが教えてくれました。 11:52その場所に行くと見上げる場所の高枝にRツミ2羽が止まっていましたが,非常に撮影しづらい場所です。3脚を短くして,道に座り込んで見上げるように撮影をしないとイケナイのです。 薄暗い林の中で,道に座り込むのには躊躇しました。ハブが出てこないかと神経の30%は注意を払います。 どうも,これまでの撮影スタイルは私の好むスタンス(3脚にカメラをセットして,背景を選んでじっくり撮影する。)ではありませんでした。 |
![]() |
12:15シマキンパラが電線に止まっているとのことで車外に出て撮影です。シマキンパラは野鳥には分類されていないのですが,明るい田園での撮影は初めてでした。 警戒心が強く,少し近づいたら飛び去りました。 |
![]() |
田園で暑い車外に出ての撮影です。電線にシマキンパラが止まっていましたが,この距離で撮影しないと逃げました。 暑い炎天下の道には,ハブは出ないとのことで安心して撮影できます。(ハブは基本的に夜行性ですが,薄暗い林の中や草むらは要注意です。) |
![]() |
12:37田園を車で走っていると水路にムラサキサギが居ました。撮影しようとすると,飛び去ったので追いかけて撮影しました。 ムラサキサギはアオサギと似ているのですが,大阪の淀川河川敷に現れたときは珍鳥として撮影されていました。 私は過去に一度,2006年5月に舳倉島で撮影しました。 |
![]() |
12:50炎天下の海岸に行きました。暑い中で,クロサギの白色型(初見)がいました。 |
![]() |
12:55同じ場所にクロサギの黒色型がいました。黒色型は以前舳倉島で撮影したことがあります。 |
![]() |
石垣島の海岸での炎天下撮影は思ったより暑くはありません。大阪のように気温が35℃を越えることがなく,風が強いからです。 それでも,紫外線が強烈なのでシャツは長袖が良く,日焼け防止用に手袋をします。また,汗が吹き出てくるので首にタオルをかけています。 熱中症防止に水分補給は十分に行い,日影がなかったので撮影時間は20分ほどでした。 |
![]() |
12:57海岸にはエリグロアジサシもいました。少し距離があった(46m)ので500mm+1.4倍テレコン装着での撮影です。 アジサシは白い鳥であり,暑さで空気が揺れるのでピントは甘くなります。 |
![]() |
13:30となったの食堂で遅い目の昼食です。何を食べればよいのか判らないので,冷やし中華に似たソバ?を注文しました。沖縄地方の食堂はサービス精神が旺盛なのか,ソバには刺身,みそ汁そして大きなおにぎりが付いてきました。到底私には食べられないので,ソバだけを食べました。因みに,沖縄地方には沖縄時間というのがあって何事においても時間がかかるのですが,この食堂での料理の出は早かったです。 14:44食事が終わりカンムリワシを探すためバンナ岳公園の林道を走っていると近くにカンムリワシがいました。 急いでレンズを向けると,飛び去りました。この時は小型軽量の300mmレンズを使用していたので撮影できました。 |
![]() |
他にカンムリワシが見つからない(暑いので木陰に隠れている。)ので田園を走っていると,15:19アマサギがいました。 警戒心が強く,車の中から撮影しようとしたら逃げました。 |
![]() |
15:30道路を走っていたら電線にチュウダイズアカアオバトが止まっているとのことで撮影しました。 私には普通のアオバトと大差なく感じましたが。 |
![]() |
カンムリワシのまともな撮影が出来ていないので,車で走り回りますが見つけられません。 16:50海岸でオオアジサシが飛んでいたので撮影です。 その後,カンムリワシを探しながら帰路に付きましたが見つからず本日の撮影は終了しました。 |