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5月15日(日):晴れ
 昨夜も9時前に床につき,疲れていたのかぐっすり眠れました。
 5時過ぎに表を見ると天候は晴れのようです。
 この朝も軽い300mmレンズを持って早朝散歩に出かけることにしました。
 出来るだけ歩きたくないので,探鳥に行く場所は限られます。つかさの前の野鳥は撮り飽きたので,次に近い場所の公園に行くことにしました。
 5:30公園ではアオジですね。そして,オオルリやジョウビタキ雌が元気に飛び回っていましたが,3日間晴天が続いたので野鳥の数が減ったようです。
 暫くすると,腹痛が始まり我慢できなくなったのでつかさに戻りました。つかさで腹痛のために横になっていると下痢が始まり,何度もトイレに行きます。昨夜,変わった食べ物を食べた思いもなく,昨日来変わったことと言えば,薬を飲むために持参したミネラルウォータが無くなったので,生水を飲んだことです。水当たり?
 
 7時過ぎになると下痢が治まったので,恐る恐る朝食を摂りました。
 朝食後の7:30に舳倉航路正常運航が決定したので帰阪することになりました。
 野鳥情報としてNTT電波塔の近くでヒメイソヒヨ雌が出ている,校庭の裏の下水処理場?の近くでブッポウソウが居たとの情報を頂いたので出かけることにしました。
 今日で最後の撮影なので500mmレンズを担いで,つかさの裏の篠竹のぬかるみ道を避けて益谷秀次の銅像側より篠竹の道に入りました。
 下水処理場の近くまで行くと,松に猛禽らしい野鳥が止まっていました。光線が悪いので,露出補正をプラスにして撮影するとチゴハヤブサでした。(7:54)この場所以外に,撮影出来る場所がなかったので逆光で撮影です。
 岡山のカメラマンから教えて頂いたブッポウソウの止まる木を覗てみると(警戒心が強いのでコッソリと)ブッポウソウが止まっていました。居た!近い!とカメラをセットしたとたんに気付かれ飛び去りました。
 戻ってこないかと待っていると,8:33ビンズイが来ましたが・・・
 ブッポウソウの撮影は諦めて,ヒメイソヒヨの雌を撮影しようとNTT電波塔の近くに移動することにしました。
 野鳥銀座の三叉路ではヒメイソヒヨの雄が相変わらず居ましたが撮り飽きたので無視です。
8:48電波塔の近くに行くと一人のカメラマンが,遠くの松の木を狙っていました。双眼鏡で覗くとチゴハヤブサが居たので500mmレンズに1.4倍テレコンを装着して撮影です。
 チゴハヤブサが飛び去ったので電波塔近くの小道に入りヒメイソヒヨ雌が現れるのを待ちます。
 9:00ヒメイソヒヨが道路におりましたが,上空をハイタカが飛ぶので警戒して直ぐに隠れます。
 キビタキも出ますが,これもハイタカを警戒しています。
 ヒメイソヒヨは数回姿を現し,道路に降りたり枝止まりをしてくれましたが警戒心が強いのです。9:31枝止まりを撮影後に姿が見えなくなり,次の出現を待っていると目の良い岡山のカメラマンが松林の方にブッポウソウが飛んだと教えて頂いたので場所を移動です。
 10:41場所を移動して松林の方向を見るとかなり離れた枝ブッポウソウが止まっていました。
 距離があり,光線が悪く,目の出しにくい野鳥なので撮影が難しいです。
 11時までブッポウソウは飛び立っても,殆ど同じ場所に戻って来ます。
 近くに来てくれないので,昼食(この日は塩抜きのおにぎりを作って貰っていました。)のため海岸の近くに行き,最後のコウライウグイスを探しますが・・・
 昼食後に三叉路付近まで歩くと今日の船でやって来た40名ぐらいのカメラマンがヒメイソヒヨを挟み撃ちにして撮影していました。道を占領してカメラマンが撮影しているので,避けて貰って通ることが出来たのですが,同じ野鳥カメラマンなので彼らの心境が理解できたのでつかさまで遠回りして帰りました。
 ヒメイソヒヨフィーバーが始まっていましたが,交通が不便な舳倉島なので,これぐらいのカメラマンでしたが大阪城なら200名を越えたでしょう。
 12:30時間があるのでつかさの前でカワラヒワの給餌を撮影して時間を潰しました。
 今日の船で大挙してカメラマンが島に押し寄せたので,復路の船が満席で積み残されたら困るので民宿の精算を早めに済ませて港に向かいました。
 13時過ぎに港に行くと,同じような考え方の人が荷物を置き乗船順の場所取りをしていました。
 親切な岡山のカメラマンが,2番目に乗れる場所を確保してくれていました。
 通常,乗船は14時からなのですが,早くから乗客が並んだので乗船時間が13:30になっていたのを知らず公園で休憩していたので,乗船が遅れました。
 船は乗船率が90%程度で定刻の15時より5分前に舳倉島港を離れました。
 船は定刻の16:30に輪島港に着き,途中トイレ休憩を1回しか取らなかったので大阪の自宅到着は22:30でした。今回の舳倉島遠征は腰痛のため余り歩かなかったのですが,色んな野鳥との出逢いが多く,特に珍鳥のヒメイソヒヨとので合い,綺麗なシマノジコが撮影でき実りの多い遠征でした。
 そして,強烈な幸運で舳倉島航路の欠航にも合わず無駄な待ち時間はありませんでした。往路の12日は突っ返し運転,13,14日は欠航,帰宅日の15日は運航で,翌日の16日は欠航でした。出発日が1日ずれていたら,多分舳倉島に行かずに帰阪したでしょうし,11日の雨で多くの野鳥が舳倉島に降りたのも良かったです。