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昨夜も9時前に床についたのですが,相変わらずの不眠症と夜間頻尿,etc.で熟睡できず4時過ぎには起きてしまいました。 表を見ると昨日より風が弱くなっており,天候は晴れのようです。 今日は舳倉島の風景写真でも撮影しようと,持参した風景写真用カメラ(MINOLTA DiMAGE7)と300mmレンズを装着したカメラを持って出かけました。 5:10夜明けのつかさ前の草むらです。早朝なので野鳥の姿は見えません。 朝陽を拝みながら恵比寿神社の側を通り,北海岸沿いを龍神池方向に歩きます。 西海岸を廻ろうかと考えたのですが,腰を庇って歩くのが嫌なので診療所裏の松林に向かいました。 |
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野鳥観察舎を少し覗いて,何も居ないのを確認後に島を横断する篠竹の小道へ向かいました。小道は2年前に防火対策として8m道路になっており海岸まで道が敷かれています。その道の中央部は3〜4m程度が舗装されており,その両側は2年間の歳月で草が茂っており,道幅が狭く感じられます。野鳥観察舎からトイレの前を通り,海岸に向かって歩くと野鳥銀座通り中央部に当たる三叉路に出ます。(5:50) この場所には,昨日ヒメイソヒヨが出ており,昨年の5月末には憧れのヤイロチョウが出たところです。 三叉路から引き返して,交番の横を通り,校庭を覗きましたが何も居ません。2年前の道路工事で機材置き場となってから,野鳥が多かった校庭も様変わりをしました。 |
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5:55公園を通るとシマノジコが竹竿に止まっていたので,風景写真用のカメラ(200mm)で撮影です。 |
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300mm(実質480mm)レンズをつけたカメラに交換してシマノジコの出現を待っていると6:14に姿を現しました。 ゴチャゴチャした枝止まりで不満足です。 暫く,地上のシマノジコ撮影後に朝食のためつかさに戻りました。 |
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朝食後の7:30に舳倉航路は欠航となりました。今日も晴れていますが,波が高いのでしょう。 腰痛で腰が悲鳴を上げているので,今日は軽量の300mmレンズで撮影することにしました。 7:40つかさの前で上空を3羽のハイタカが飛ぶので小鳥は姿を見せません。 |
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11日の雨で道がぬかるんでいるので,歩くのを躊躇していましたが,少しは乾いただろうとつかさの裏から校庭に向かう篠竹の小道を歩き最初の餌付け場所に向かいました。しかし,道はぬかるんでおり靴やズボンは直ぐにドロドロです。 その場所でカメラをセットして,7:58餌を置くと直ぐにシマゴマの若鳥が愛想良く出てきました。何度も出てくるので,直ぐに撮影に飽き次の餌付け場所に移動です。 |
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次も場所でも餌を置き,暫く待つと8:21キビタキが出てきました。警戒心が強いので,他にも野鳥が居るのではと待ったのですが,出るのはキビタキだけなので場所を移動です。 |
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校庭を通り抜け診療所裏に行くと8:52サメビタキが居ました。 |
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他に珍しい野鳥が居ないので診療所裏の松林でコウライウグイスが出ないかと場所を移動です。 9:22相変わらず愛想の良いムギマキが居ましたが・・・ |
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暫く松林にいたのですが,ムギマキしか見つけられないのでNTT電波塔の近くまで行くことにしました。 10:20途中で,今回初めてのセンダイムシクイを見つけました。 |
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10:25島横断する道の元三叉路近くまで歩くと,ヒメイソヒヨが居着いていました。 ヒメイソヒヨの色はカワセミに似ており,曇り空の方が綺麗な色が出るのですが天気が良すぎて難しい撮影となります。 |
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NTT電波塔の近くまで行ったのですが,オオルリ,キビタキがを目にするだけです。 その時,見慣れぬ野鳥が出たので急いで撮影したのですが,ただのビンズイでしょうね。セジロタヒバリの情報があったのですが,ヒバリ系の識別も苦手です。(10:42) |
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昼食のためにつかさに戻ろうと三叉路付近まで歩くと10:59ヒメイソヒヨがカキドオシの花が咲いた石の上に居たので撮影です。 300mmレンズで,少し離れて撮影すると500mmレンズと比較して被写界深度が深いので花の暈けが少なくなります。 |
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11:06野鳥観察舎を覗きに行くと1名のカメラマンが居られ,手招きをされます。水場に何か居るのだと判断して,静に観察舎に登り見ると識別が苦手なシギチ類です。 タシギかと思いながら撮影すると,野鳥に詳しい方から「この時期に舳倉島に来るのはチュウジシギだ」と言われたのですが,どう見てもタシギですね。。 |
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つかさへの帰路に,ヒツコク公園によると黄色みの薄いキマユホオジロが枝に止まっていました。 11:19ノジコも出てきましたが光線が悪いです。 その後,マヒワやキマユホオジロを撮影後につかさに戻りました。 |
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昼食後に行くところもなく,歩く気も起こらないので500mmレンズを持ち出し,つかさの前の草むらに座って普通の野鳥撮影をすることにしました。 12:35これまで8回の舳倉島訪島で初めてスズメを見ました。スズメは留鳥なのに何故冬場は環境が厳しい舳倉島に居るのでしょう。 |
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つかさの前の草むらにはヒメコウテンシが居て,近くの屋根にはイソヒヨドリが止まります。 椅子に座って動かずに野鳥を待っているので,綺麗なキマユホオジロが近くまで来ます。(12:43) |
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夏羽のアトリを撮影していると草むらにシベリアアオジが居ました。(12:46) |
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12:47舳倉島で初めて目にしたムクドリが出ました。 |
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13:07コムクドリ雄成鳥が降りてきました。この時期に,舳倉島では幼鳥や雌が多いので成鳥は初めての撮影でした。 |
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13:17つかさの前の草むらに作られた水場に,突然茶色の野鳥が来ました。シマノジコだと判ったので撮影しましたが,直ぐに飛び去りました。 どうやら1羽のシマノジコがつかさの前と公園を飛び交っているようでした。 14時前までつかさの前で撮影していたのですが,目新しい野鳥はハクセキレイだけなので,またもや公園に移動してシマノジコを狙います。 |
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晴れていると,公園は昼から光線状態が悪いので出来るだけ順光に近い状態で撮影できる公園の西かどで,シマノジコが止まってくれれば背景が抜けてグリーン(薄いが)となる枯れ木から20m程の位置にカメラをセットし椅子に座ってシマノジコを待ちます。 シマノジコは時々,公園の側の低い灌木に止まって休憩して,その後草むらに戻り採餌をするのですが,枝被りや影が出来て満足な撮影が出来ません。14:30灌木に止まっていたシマノジコが望んでいた枯れ木に止まったのです。飛ぶなよと願いながら,照準器にシマノジコを捉えカメラのファインダーに入れるやいなや連写の開始です。その間,5秒程度でしたがシマノジコは警戒心でキョロキョロしてくれたので色んなポーズを撮影できました。公園には数名のカメラマンが居られましたが,私の側には誰もおらず,この様な画像を撮影できたのは私だけでした。背景を読み,じっと待った甲斐がありました。 |
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16時前まで,より良い場所にシマノジコが出ないかと待ったのですが,ぱっとしない枝止まりしかないので本日の撮影は終了しました。 シマノジコを待っている間に,診療所の若い女医が来られ「イソヒヨドリは未だ居ますか?」との質問です。どうやら,彼女のブログに舳倉島でイソヒヨドリが出ていると写真を掲示したら,大阪のカメラマンから問い合わせがあったそうです。 明日は日曜日で,昨日今日と欠航していた船が来そうなので,ヒメイソヒヨ目当てで大挙してカメラマンが集まりそうです。 疲れで,腰に限界が来ているので早々に入浴して休養です。 |