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5月13日(木):曇り時々雨,一時晴れ
 今朝も小雨が降っており寒い朝ですそして風も多少あるので体感温度が下がるので昨日に続いてパジャマを下に来ています。
 5:48この日もつかさの付近での早朝探鳥となり,雨に濡れながらアトリが1羽居ました。
 目撃情報のあったキマユホオジロは今朝も見つかりません。そのためにするのは,アトリ,アオジです。
 昨日渡ってきたのかセンダイムシクイヘトヘトになってセイヨウカラシナに止まっていました。大阪では絶対にセイヨウカラシナに止まりません。
7:24につかさに電話が入りました。舳倉航路の欠航の知らせではないかと予想したのですが,予想は的中で欠航が決まりました。早速家内に帰れない旨を電話しようとするのですが,私の携帯はAUなので通じずつかさの公衆電話はカード専用でした。(時代遅れ!)
 撮影時間は1日となったので朝食後に野鳥を求めて歩きます。しかし,相変わらずめぼしい野鳥との遭遇がなく8m道の三叉路付近の撮影場所で,一人で餌を置いて撮影を始めると姿を見せたのはアオジとルリビタキです。
 もうこの場所でのシマゴマ撮影は断念しました。(8:31)
 これ以上野鳥探しは無理(重い撮影機材を担いで歩く)なので昨日ムギマキが沢山居た場所で花絡みの撮影をしようとその場所に行きました。
 カジイチゴの枝を手前に出し,餌置きの箱をその下に置き餌を置くと予想通りムギマキが止まりました。(9:04)
 一人で撮影しているので自由ですが,餌付け撮影に慣れていないので花が一部分枯れているのに気付きませんでした。(その後,枯れた花はちぎりましたが。)
 10:08背景に黄色(セイヨウカラシナ)を入れようと少し場所を移動です。この頃になるとMさんを始め数名のカメラマンがこの場所に集まってきました。余程他に野鳥が居ないのでしょう。
 ムギマキが沢山集まってきて,キビタキと一緒に止まるときもあります。最高4羽が止まったのですが,全てを写すことが出来ませんでした。
 花絡みの撮影も飽きたのでハナウドにノビタキを止まらせたかったのですが,私にはその方法が判りません。
 その思いはMさんも同じだったようで,「野鳥の気持になって餌を置く。」とハナウドから少し離れたカメラで写らない場所に沢山餌の入った餌入れを置き,その側に止まり木を立てました。
 餌入れを見つけたムギマキは止まり木に止まり,餌入れに飛び移るのです。慣れるまでは餌入れの側でホバリングするので撮影しました。
 ムギマキが餌入れを認識して止まり木から飛び移るようになると,止まり木を抜きます。そうすると,ムギマキは餌入れの場所を覚えているので近くのハナウドに止まり,餌入れに飛び移るようになるのです。ナハウドに止まった瞬間が撮影のチャンスとなるのです。
 この撮影の方法が理解できたでしょうか?ヤラセと思われる方も居るかも知れませんね。
 おもしろ事も起こりました。ムギマキが止まっていた枝にオオルリ雌が飛んできて止まりました。
 お互いに顔を見合わせ驚いたようにオオルリが飛び去りました。その様子をファインダーで覗いていたカメラマン達から爆笑が起こりました
 通常はこのようなことが起こらないのでしょう。
 花と野鳥撮影も飽きたので,マミジロキビタキを探しに灯台の近くを歩きます。11:38渡りで疲れ切ったノビタキが居ましたが,目的の野鳥は見つからずつかさに昼食のため戻りました。
 小雨の降る中,昼食後も珍しい野鳥を求めて海岸まで歩きましたが。風がきつく波が高いので舳倉航路の欠航は仕方がないと納得しました。(13:06)
 その後急に雨足がきつくなり林の中で傘を差して雨宿りです。
 雨が小降りになったので8m道を海岸に向かって歩いているとMさんを含めて数名のカメラマンがヒレンジャクがヤツデの実を食べに来るのを待たれていました。
 その場所で待っていると,大雨となり傘だけではズボンがずぶ濡れとなるので,カッパのズボンを初めてはきました。
 14:26雨の中に7羽のヒレンジャクが飛来しました。
 その後15:21に再度ヒレンジャクの飛来後,どこからかMさんに電話が入り,つかさの前にキマユホオジロが出ていることを教えて頂きました。
 キマユホオジロは3年前に撮影しているのですが,その時は背景が汚く距離も遠かったのでもう一度撮影したく,急いでつかさに戻りました。
 つかさの前には大勢のカメラマンが並んでおり,キマユホオジロはコバンソウの生えた草むらで草の実を啄んでいました。
 草は深く,時々キマユホオジロが見えるだけです。
 16:04久しぶりのキマユホオジロは近くで見ると綺麗な野鳥ですが全身を見ることが出来ません。
 17:23風呂に入る時間なのですがキマユホオジロの全身が見えないので待ってると,茂みから飛び出し30秒ほど姿を見せてくれました。
 その後,茂みに再度隠れたので本日の撮影は終了しました。警戒心の強いキマユホオジロでした