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10月25日(木):晴
 24日は連日の寝不足で9時に就寝です。(自宅では平均11時就寝です)疲れているので寝付きは早いのですが,一旦目を覚ますといびきに悩まされ熟睡できません。
 5時前に起床し,外の出ると天気は良いのですが,なま暖かいやや強い風が吹いています。これが10月末の北陸の孤島とは思えない気温です。ヒツコク書いていますが異常気象です。これでは鳥も少ないわ〜
 6時前に恵比須社の側の海岸に行き,今日も朝陽の撮影です。昨日と比較して海上に低い雲も立ちこめて居らず湿度が高いので真っ赤な朝陽が期待できます。
 6:10太陽が顔を出し始めました。数分後には達磨太陽となりました。因みに,気温が高いのでスポーツシャツ1枚で寒くありませんでした。
 朝食前につかさ周辺を歩いたのですが,撮影意欲をかき立てられる鳥は居ません。
 7:40 朝食後つかさの近くの海岸を歩いているとイソヒヨドリが居ました。久しぶりの対面ですが,もっと奇麗なイソヒヨドリが欲しいのです。
 直射日光下では青色が飛ぶのです。
 イソヒヨドリが飛び去り,他の野鳥を追いかけたのですが識別不能で撮影できません。
 7:55 昨日オオヒバリだと教えていただいた鳥が居たので撮影です。この角度から見るとビンズイと判断しても仕方がありません。
 つかさの横の篠竹の路を歩きましたがベニヒワは見つかりません。校庭も歩いたのですがミヤマホオジロしか見あたりません。
 今日も駄目だと野鳥観察舎に行きました。
 電波塔ハヤブサとツミが止まっていたので見ていると水場の木にベニヒワが止まったそうです。9:15M原さんの奥さんに教えられ,慌ててカメラに戻ると水場に降りた後でした。
 暫く野鳥観察舎に居たのですが小鳥の飛来がありません。その内に1羽のシロハラが飛んできました。しかし,慌てたようにシロハラが逃げた瞬間,松の木立から黒い影がシロハラを襲ったのです。「バサッ!」一瞬でした。シロハラがツミに捕まったのです。急いでツミが降りた付近に行きましたが見つけられません。
 野鳥観察舎に小鳥が来ない理由は猛禽が側にいたからです。
 仕方がないの,昨日同行の2名がクロサギを撮影されたシラスナ遺跡側の海岸に移動です。海岸には東京から来られた野鳥の会の方がスコープを覗かれていました。
 場所をお聞きしても200m以上離れており肉眼では見つけられません。スコープを覗かせていただき,クロサギは確認出来たのですが遠すぎます。
 500mmに1.4倍のテレコンを2段重ね(1000mm)として,他にカメラマンが居ないので少しでも近づこうと海岸を50m程降りました。10:25クロサギは岩礁に同化しておりコントラストが低いのと,遠いので空気が揺れてまともな撮影が出来ません。
 やがて眠ってしまったので場所を移動です。
 野鳥の会の方からハシブトアカゲラ雄が巣を作っている具体的な松の木をお聞きして,其処に向かいました。その松は枯れた松であり,巣穴が見える場所は50cm程のエリアでした。10:55 その時雄が穴を掘っていたので音を頼りに見つけることが出来たのですが,それがなければ見つけることが出来ません。その場所は前に枝があり2名しか撮影は不可能です。長時間巣作りをしたので撮り放題でした。
 撮影に飽きたので,再び野鳥観察舎に戻りました。
 野鳥観察舎には殆ど野鳥が来ません。蜂とヌカガが沢山居りヌカガに噛まれました。過去にヌカガに刺されても反応しない体質だったので防虫対策をしなかったのが失敗でした。10箇所以上噛まれて,痒い!
 これも異常気象が原因です。今日は暑い日でスポーツシャツの腕をまくりたかったのですが,出来ませんでした。
 する事がないので,11:45 ハシブトアカゲラの居る場所に行くと違う木に止まっていたので,また撮影です。
 昼前になったのでつかさに戻りました。途中校庭を通ると本日来られた関東のバードウオッチャーが「ヤマヒバリが居た。つかさの前にはベニヒワがウジャウジャ居た。」との話をされました。ほんまかいな?信じられへん
 校庭にはキクイタダキが居ました。50cm以内に近づいても逃げないので,携帯で撮影することにしました。しかし,携帯でなど撮影したことがなく広角で撮影してしまい小さく島撮影できません。舳倉島では,キクイタダキは携帯で撮影する野鳥でした。
 昼食後,野鳥観察舎に向かう途中またもやハシブトアカゲラのトラミングの音です。12:53 その場所を発見し,懲りずに撮影しました。
 今日は。この鳥しかまともに撮影できないのです。
 14:20まで,する事もなくヌカガが多い野鳥観察舎にいました。出てくるのはミヤマホオジロ雌,アトリ,マヒワ,メジロ,ジョウビタキだけでした。
 行くところがなく,2時間近くこの場所にいたのでヌカガに刺されれた場所は30箇所を越えました。ものすごく痒い!!
 野鳥観察舎はもう飽きたので,クロサギを求めて海岸に移動しました。14:40 昼から,海岸は光線具合が悪くクロサギを見つけた物のシルエットになります。
 午前中よりも距離は近かったのですが,撮影結果は満足できません。
 その後,クロサギは奥津姫神社の方の海岸に飛んだので追跡です。しかし,見つけられず上空には隼が飛び回っていました。
 15:05 輪島に向かう高速艇が出航しました。波は静かなようです。明日は帰る日ですが,天気が悪くなるそうで結構しないか心配です。
 野鳥が沢山居れば,欠航も歓迎ですが,今秋はそれが少ないので早く大阪に帰りたいのです。
 15:40電線にマヒワが沢山止まっています。クロサギを求めて島を2/3周歩いたことになるのです。暑い!疲れた!つかさへの道は非常に遠かったのです。
 道中めぼしい野鳥が出ず,4時半に民宿に入りました。そこで,「日本の野鳥590」の解説されているO氏と出会い,暫く話をしました。ベニヒワがつかさの裏の篠竹のT字路で30羽程度居たとの話を聞きました。(これは信用できる話です。)私はこれまで雌1羽ずつしか目にしておりません。キャリアが違うのでしょうか?