![]() |
昨夜は余りに寒いので暖房を入れて寝ました。相部屋の場合は,大概鼾が気になり寝付きが悪く睡眠不足となるので嫌いなのです。鼾をかく本人は無意識だと思うのですが,同室の他の人の迷惑具合は考えないのでしょうか?ここ5年間は少人数の2名で遠征をしていましたが,昨年の同行の方もスゴイ鼾で悩まされたのです。 鼾で眠れないのに,前立腺肥大で頻繁に尿意を催すので,起きて非常に寒い夜中に母屋の方のトイレに行きます。帰ってくると,完全に体が冷え切り眠気が飛んでしまうので,益々寝付けません。これを繰り返している内に,午前4時頃になると同室の方が起きて早朝探鳥のための準備を始めたので眠れません。これだから同室は否なのです。 5名の方が早朝探鳥に出かけた後で,6時前まで布団の中にいたのですが眠れません。舳倉島遠征前から発熱等で寝不足が続いており,輪島のホテルも眠れず,昨夜も寝不足だと体力が無くなります。 それでも,洗面して朝の探鳥に出かけたのですが,この民宿でこの時間まで部屋にいたのは我々2名だけでした。 6:54校庭を覗くと桜に木にアマサギが止まっていました。その後,「つかさ」の裏の篠竹の細い道を通る餌付け場所でシマゴマが居るのを確認後に民宿に帰り朝食です。 |
![]() |
7:30に舳倉航路の運航が決定しました。今日は晴れてきて暖かくなりそうです。 昼食後は校庭の裏から「つかさ」の裏に通じる篠竹の小道を歩き餌付け場所でシマゴマの撮影をすることにしました。I先生はこの場所をご存じでなかったので,ご一緒しました。 キビタキの雌に混じって8:00ノゴマが時々姿を見せるのですが,警戒心が強く思うような撮影は出来ません。結局8時半近くまでなんとか撮影して,場所を移動です。 |
![]() |
次は例年「つかさ」に泊まっているので,その側にある餌付け場所を数カ所廻ります。 先ず,「つかさ」の裏の無線信号所付近にある餌付け場所に餌を置くと,8:32カラアカハラが出てきました。この場所は,ノゴマが多い場所なのですがカラアカハラは初めてです。餌を置くと2〜3分でカラアカハラが姿を見せ,他の野鳥が出ないので場所を移動です。 その後,後2箇所の餌付け場所に行きましたが,鳥の気配がないので移動しました。餌付け場所では10分ほど鳥の気配がないか待ちます。その間,鳴き声や動きがない場合は時間が勿体ないので移動することにしています。 |
![]() |
次に,野鳥撮影が簡単な「つかさ」の前の簡易水場に行くと野鳥写真家のMさんが座り込んでローアングルで撮影(地上の野鳥撮影では定石)されていたので,側に行き何を撮影しているのかお聞きすると,「座って撮影していると野鳥は近くに来てくれます。ここでは,コホウアカ,キマユホオジロ,マミジロ,シベリアアオジ,ニューナイスズメ,アトリ,シメ,アオジ,カワラヒワ等が来ます。」と教えてくれました。Mさんの機材は604+1DMK4に対して私は456+7Dとかなり見劣りするのですが,横に並んで撮影です。なお,舳倉島で一番多いレンズは504,次いで604,328と8割以上がこのレンズです。私も元気なら504でしたが。(同行の方は604でした。) 9:17先ず,シベリアアオジを撮影です。 |
![]() |
9:18普通のハクセキレイです。この水場では,ハクセキレイが一番警戒心が無く,一番多いカワラヒワが何かに驚いて1羽が飛ぶと,残りの野鳥も全て飛び去ります。 従って,次の撮影はカワラヒハの先発隊が降りてきてから,他の野鳥が地上に降ります。 |
![]() |
9:20今年もキマユホオジロが姿を見せました。キマユホオジロは2007年に舳倉島の海岸で撮影したのですが,距離があり背景が悪く綺麗に撮影したかったのですが2010年まで撮影できませんでした。 それも,「つかさ」の前の草むらにいたのですが,警戒心が非常に強く不満足な撮影でした。 そして,2011年には同じ場所で,近づいて簡単に撮影できて目標を達成しました。 今年のキマユホオジロは近くに来てくれず,雄若でした。 |
![]() |
9:24アトリ,カワラヒワに混じってニュウナイスズメが降りてきました。これまで,ニュウナイスズメは桜の花びらを食べるシーンが殆どの撮影です。 舳倉島では初めての撮影で,地上のニュウナイスズメは初めてです。スズメだから地上に降りるのは当たり前なのでしょうね。 |
![]() |
暫く撮影すると,私の近くの木で小さな鳴き声がしました。するとMさんは「キマユムシクイが入ったようです。」と私に教えてくれました。目も耳も悪く野鳥探しが下手な私の撮影野鳥数は少ないのですが,Mさんのような方と一緒ならもっと増えるでしょう。 キマユムシクイを見つけて貰ったのですが,撮影に失敗しました。 9:57ニュウナイスズメがカワラヒワを追い払いました。 野鳥の出が悪くなったので「つかさ」に行ってお茶をよばれて,女将さんに「来年は5月12日から14日まで3泊,4名で予約しておきます。」と予約メモを残してきました。 |
![]() |
「つかさ」の前の草むらを探したのですがカワラヒワ,アオジ以外野鳥の姿が見えないので場所を移動です。 校庭を通って,野鳥観察舎でも行こうと歩いていると,先ほどの船で来られた鶴見のKさんと出逢う。本当に,舳倉島では大阪で撮影しているのかと勘違いするぐらい関西の人が多いです。 10:46サメビタキです。(多分) |
![]() |
野鳥を探しながら,島を横断する8m道路に行くと大泉緑地のHさんから「ジュウイチを撮影した。」と画像を見せられ,「カッコウも撮影したで。」でと言われたので競争心が湧きました。先ずは,カッコウの出現場所に行くと草むらに潜り込んでいるようなので,昼食を摂りながら待っていると突然柵に止まりました。カッコウは20分以上柵に止まったままなので簡単に撮影できましたが,背景が悪かったです。 11:28診療所裏から龍神池に向かう道の柵(防風用?)に突然止まったカッコウ。 |
![]() |
次に,ジュウイチ出現場所に移動してで待ったのですが姿を見せず,本日来島された鶴見のKさんから「そこに赤色型のホトトギスが止まっていたので撮影した。」と画像を見せられたので,その場所に行きましたが飛んだ後でした。12時ぐらいから右足のふくらはぎが痛くなり(腓返りの後のような感じ),歩くのが辛いのと小鳥の数が極端に少ないので,唯一愛想の良いマミジロとムギマキと遊びました。 12:05カキドオシの花の中にいたマミジロです。 |
![]() |
14:10非常に警戒心の少ないムギマキで,カキドオシの花の中に降りたり篠竹に止まったりで簡単に撮影できます。 本当に野鳥が少なく(探すのが下手?),脚が痛いので本日の撮影を終了して15時に民宿「つき」に戻りました。 この日は晴天なので,15時倉に民宿に帰るカメラマンは居なく一番風呂に入りました。そして,痛いふくらはぎに湿布薬を貼り安静にしていました。 この日の消灯も21時を過ぎており,眠れない夜を過ごすのでした。 |