四季の花図鑑
麒麟草(きりんそう)
科名:弁慶草科
別名:黄輪草
日本の山地や海岸の岩場などに自生しています。太い根茎を持ち葉は,楕円形で株はよく叢生し,夏に黄色の花が多数咲きます。但し,葯の色が赤色のものもあります。漢字では「麒麟草」が正式なようですが,由来が不明で一般に広く使われる「黄輪草」は黄色い花が輪のように咲くからです。花は径1.5cm程度ですが,円錐状の集散花序で多数咲くのでなかなか美しい。草丈は10〜30cm程度です。ハーブの1種で切傷,虫刺され,腫れ物に外用として使用されます。菊科ですが名前が似た花に「秋の麒麟草」があり,形の似た花に「万年草」,「メキシコ万年草」があります。
![]() |
撮影日:2004年6月13日 撮影地:京都府立植物園 メモ: |
![]() |
撮影日:2004年6月13日 撮影地:京都府立植物園 メモ: |