四季の花図鑑  
ベゴニア

科名:秋海棠(しゅうかいどう)科

ベゴニアは秋海棠科の多年草で,オーストラリア大陸を除く世界中の温帯・熱帯・亜熱帯にかけた広い地域に,2000種余りの原種が分布しているといわれています。最大の特徴は葉が歪んでいて中央の主脈を中心に2つ折りにしても重ならない左右非対称の葉にあります。その為に花言葉は「片思い」とされています。また,天使が翼を広げたような形をしているのでエンゼルスウイング(天使の翼)の別名もついています。
ベゴニアを大別すると ,
1.四季咲きベゴニア。花壇などで一番よく見かけるベゴニアです。通常この種類をベゴニアと総称していると思います。
2.球根ベゴニア。大輪の八重咲き品種が多いです。
3.木立ベゴニア。茎が直立して生育し,地下に塊茎や球根を作らないタイプのベゴニアです。花,葉,姿のすべてが美しく数多い品種のなかには花付きがよく,一年中咲き続ける四季咲き性の品種も多くあります。
4.レックスベゴニア。主に葉を観賞するベゴニアです。

品種:ベゴニア・センパフローレンス
撮影日:2002年10月11日
撮影地:鶴見緑地
メモ:非常に開花期間の長い花で初夏から秋まで咲きます。
球根植物の中でも最も美しい花の一つだそうで,色々な色があります。写真はベゴニアの白い花です。