四季の花図鑑
ヘリオトロープ
科名:紫科
別名:木立ち瑠璃草(きだちるりそう)
ヘリオトロープの名はギリシャ語で「太陽に向かう」を意味し,太陽の動きとともに花が向きを変えると昔の人が信じていた事からついたものだそうです。日本でヘリオトロープは,夏目漱石著の「三四郎」の中にも出てくる様に明治の中頃には渡来し栽培されていました。花の粉末は石鹸やタルカムパウダーの香りづけに使い,抽出した精油は香水に利用します。現在はほとんど合成の香料が使われておりますが日本にはじめて入ってきた香水がこのヘリオトロープだといわれています。
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撮影日:2004年4月24日 撮影地:長居植物園 メモ:世界の温帯〜熱帯に約250種が分布している植物で,草花のものもあれば低木のものもあります。春〜秋にかけて紫,白などの細かい花をたくさん付けます。 |
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撮影日:2004年4月24日 撮影地:長居植物園 メモ: |
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撮影日:2004年3月19日 撮影地:長居植物園 メモ: |